工場や倉庫で鳩の被害に遭うと、以下のような損失が発生します。その1
2025年3月20日
工場や倉庫で鳩の被害に遭うと、以下のような損失が発生します。その1
1. 衛生問題と健康被害
(1) 食品・製品の汚染
• 鳩のフンや羽毛が食品や製品に付着すると、**衛生管理基準(HACCPやGMP)**に違反し、出荷停止や製品廃棄につながる。
• 特に食品工場では、**細菌感染(サルモネラ菌・クリプトコッカスなど)**のリスクが高まり、安全基準を満たせなくなる。
• 医薬品や精密機器を扱う工場では、微細な異物混入が致命的な問題を引き起こす可能性がある。
(2) 従業員の健康被害
• 鳩のフンが乾燥すると粉塵となり、吸い込むことでアレルギーや呼吸器疾患(クリプトコッカス症、オウム病など)を引き起こす。
• 感染症の発生により、労働環境が悪化し、従業員の欠勤や作業効率の低下につながる。
2. 設備・建物の損傷
(1) 腐食と劣化
• 鳩のフンには強い酸性成分が含まれており、金属やコンクリートを腐食させる。
• 長期間放置すると、屋根や外壁、配管が損傷し、修繕コストが発生する。
(2) 電気設備への被害
• 鳩が巣を電気設備や機械の隙間に作ると、ショートや火災の原因になる
• 特に高圧電線や制御盤付近に鳩が集まると、機械の誤作動や生産ラインの停止を引き起こす可能性がある。
3. 生産性の低下と業務停止
(1) 生産ラインの停止
• 鳩の被害によって衛生管理上の問題が発生すると、行政指導や営業停止命令を受ける可能性がある。
• フンの清掃や消毒作業に時間を取られ、生産スケジュールが遅れる。
(2) クレームや返品対応
• 鳩のフンや羽毛が製品に混入すると、顧客からのクレームや返品対応が必要になり、企業の信用低下につながる。
• 取引先との契約違反となると、賠償責任が発生するリスクもある。
4. 物流への影響
• 倉庫の搬入口やシャッター周辺に鳩が巣を作ると、フォークリフトやトラックの出入りに支障をきたす。
• 商品の積み下ろし時にフンが付着し、不良品扱いとなって廃棄が発生する。
• 鳩が倉庫内に侵入すると、商品の保管環境が悪化し、長期的な衛生管理が困難になる。
次回のコラムへ続く
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